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◎埋蔵金探索機器、古文書復元技術etc

 「埋蔵金探しの必需品」というイメージで語られることの多い金属探知機器。確かにかつてはわが国でも“猫も杓子も金属探知器片手に”という時代もありました。ただその当時のほとんどの機種は“メタル・ディテクター”という地雷探知機をベースに開発された小型のハンディー・タイプのもので、技術の進んだ現在ではそれらの“簡易機材”の限界は自ずと見えてしまっています。

◇◇◇地中金属探知機器今昔◇◇◇

  砂浜でコインを探したり、地表数十センチに埋められている地雷を探知すのならともかく(その地雷探知という本来の役目でも、最新兵器の世界では探知機を回避できてしまう非金属製の新型地雷の登場などですでに現役からは引退状態なのはご存じの通り)、地中深く埋められた埋蔵金を探すのには役不足となりつつあります。

 で、最近は同じ磁気を利用する方式でも、より高度なセンサーを持つ設置型の探知機や、電磁波を利用する“地中レーダー”超音波を利用した構造調査機器、自然電位の変化によって地中や建造物の内部状況をとらえる調査機器、さらには起震車や火薬の爆発による振動を利用し地中からの反射波を検知する地震波探査機器などの最新機材を導入するのが主流となってきています。

 それぞれの方式に長所短所があり、それらを組み合わせた“探査システム”として一括受注する業者も現れています。そう、今や地中構造調査は企業ベースでの活動になってきているのです。もちろん埋蔵金探査のために存在するわけではなく、土木業者や建築業者、ガスや水道といった都市基盤の整備に当たる業者が主な顧客ですが、埋蔵文化財の発掘現場でもしばしば利用されるようになっています。
※参考1=メタル・ディテクター・メーカー一覧へ
※参考2=最新探査技術の解説コーナーへ

◇◇◇古文書の復元解析お手伝い◇◇◇

「判読が困難な古文書や資料を写真の画像処理技術を使って復元、解読をお手伝いいたします」というユニークな作業を行っているスタジオ・Pecoさんから当Web宛にご連絡をいただいた。

 その復元法とは「時を経て色あせたり、かすれてしまった古文書、掛け軸などを特殊な写真撮影とそれを取り込んだパソコン上での独自の画像処理により判読可能なレベルに復元」してくれるというもの。古文書など貴重な資料そのものにはまったく手を加えないので、復元された資料で気軽に研究などができるほか、さらに一歩進めて墨載せや彩色加工と同等の作業をパソコン上で施すなどの処理により製作時のレベルに近いものにすることもできるという。判読不明な資料等をお持ちでお困りの方はぜひご参考に。

 ちなみにこの2月26日には関西地方限定らしいのですが、夕方6時35分頃のNHKニュースや、関テレの夕方6時頃からのニュースの中で紹介される予定とか。

復元作業の詳細ページへはこちらをクリック。

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